高い、千葉県の国民健康保険証取り上げ率
2009.01.20
都道府県別の国民健康保険料の滞納状況と正規保険証の取り上げ状況がわかりました。(表参照)千葉県は、保険料滞納で正規の保険証を取り上げられた世帯(資格証明書交付世帯と短期保険省交付世帯)の数が、11万4250世帯で、全国の第4位。国保加入世帯に占める比率も、11.15%で、やはり全国4位。市町村の国民健康保険会計への補助金を打ち切っておいて、滞納世帯からの保険証取り上げを熱心に指導する、千葉県行政の冷たさが際立っています。
資格証明書は、国保に加入する資格があることを示すだけのもので、保険証の代わりにはなりません。病院にかかれば、窓口で全額を自己負担しなければならないのです。したがって、事実上、病院にはかかれません。
一方、沖縄や長野県などでは、資格証明書交付を極力避けているようで、沖縄では332世帯(0.13%)、長野では466世帯(0.13%)にすぎません。
住民の命と健康を守るのが、自治体の第一の任務のはずです。保険料引き下げのためにも、国民健康保険への国の負担をもとへ戻させるとともに、県独自の補助金を復活・増額し、保険料滞納者に対しては、実状をよくつかみ、きめ細かな相談に応じること。少なくとも、機械的な保険証取り上げはやめるべきです。
この問題は、3月の知事選でも大きな争点にしていきたいと思います。
資格証明書発行数
1.神奈川県 40,980 (2.89)
2.東京都 28,888 (0.85)
3.大阪府 28,189 (1.80)
4.千葉県 27,277 (2.66)
5.福岡県 24,978 (3.24)
短期保険証発行数
1.東京都 134,547 (3.98)
2.大阪府 93,859 (6.01)
3.千葉県 86,973 (8.49)
4.北海道 71,892 (8.05)
5.福岡県 67,921 (8.81)
正規保険証取り上げ率
1.福岡県 12.05%
2.山梨県 11.40%
3.熊本県 11.36%
4.千葉県 11.15%
5.高知県 10.91%
( )内は、全国保加入世帯に占める比率。
※正規保険証取り上げ率は、資格証明書と短期保険証の合計世帯数の全加入世帯に占める比率。
都道府県別の国民健康保険料の滞納状況と正規保険証の取り上げ状況がわかりました。(表参照)千葉県は、保険料滞納で正規の保険証を取り上げられた世帯(資格証明書交付世帯と短期保険省交付世帯)の数が、11万4250世帯で、全国の第4位。国保加入世帯に占める比率も、11.15%で、やはり全国4位。市町村の国民健康保険会計への補助金を打ち切っておいて、滞納世帯からの保険証取り上げを熱心に指導する、千葉県行政の冷たさが際立っています。
資格証明書は、国保に加入する資格があることを示すだけのもので、保険証の代わりにはなりません。病院にかかれば、窓口で全額を自己負担しなければならないのです。したがって、事実上、病院にはかかれません。
一方、沖縄や長野県などでは、資格証明書交付を極力避けているようで、沖縄では332世帯(0.13%)、長野では466世帯(0.13%)にすぎません。
住民の命と健康を守るのが、自治体の第一の任務のはずです。保険料引き下げのためにも、国民健康保険への国の負担をもとへ戻させるとともに、県独自の補助金を復活・増額し、保険料滞納者に対しては、実状をよくつかみ、きめ細かな相談に応じること。少なくとも、機械的な保険証取り上げはやめるべきです。
この問題は、3月の知事選でも大きな争点にしていきたいと思います。
資格証明書発行数
1.神奈川県 40,980 (2.89)
2.東京都 28,888 (0.85)
3.大阪府 28,189 (1.80)
4.千葉県 27,277 (2.66)
5.福岡県 24,978 (3.24)
短期保険証発行数
1.東京都 134,547 (3.98)
2.大阪府 93,859 (6.01)
3.千葉県 86,973 (8.49)
4.北海道 71,892 (8.05)
5.福岡県 67,921 (8.81)
正規保険証取り上げ率
1.福岡県 12.05%
2.山梨県 11.40%
3.熊本県 11.36%
4.千葉県 11.15%
5.高知県 10.91%
( )内は、全国保加入世帯に占める比率。
※正規保険証取り上げ率は、資格証明書と短期保険証の合計世帯数の全加入世帯に占める比率。
この記事へのコメント